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【ソロキャンプを趣味にしよう】ソロキャンプの魅力や必要な道具、キャンプ場の選び方まで徹底解説

休日を大自然の中で過ごす事は、普段都会の喧騒にさらされている方や、仕事に忙殺されている方にとっては理想とも言えるのではないでしょうか?

日本オートキャンプ協会によると、21年に1泊以上オートキャンプ場に参加した人は前年比で23%増の750万人に上っているとのことです。

YouTubeやメディアでも取り上げられる事が多くなり、注目が高まっているキャンプですが、キャンプ道具を揃えたりキャンプ場を探したりとハードルが高いと感じている方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、趣味としてのソロキャンプの始め方や必要な道具などをご紹介します。確かに道具を揃えたり場所を探したりと手間はかかりますが、それ以上にキャンプというものは楽しく魅力的なアクティビティです。

この記事を読んでみて「自分でも始められそう!」と感じていただけたら幸いです。

 

ソロキャンプの魅力

まずはソロキャンプの魅力についてお話したいと思います。

誰にも邪魔されない時間を持てる

一番のメリットはやはり、誰にも気を遣う事なく自分の時間を持てる事ではないでしょうか。山奥となるとスマホの電波が届かなくなることもあるので、デジタルデトックスにもなります。

テレビの音は無く、聞こえるのは鳥の囀りや川のせせらぎ。時計もありませんので、1日がとても長く感じます。

夜はキレイな星空を見ながらお酒を飲みます。焚火を見ながら現在の自分を振り返ったり今後の事について考える時間にもなるので、思考の整理もできます。

考える時間はもちろん家でも持つことはできますが、普段の生活の中で思考することと、普段の生活圏から離れ、大自然の中で一人で思考することでは全く違います。

普段悩んでいることが、大自然を前にするととても小さいことだと気にならなくなることもあります。

人間関係や仕事の事で悩んでいる人にこそ、キャンプはおすすめです。

 

新しい出会いがある

一人で行くソロキャンプでも、食事を作る場所や近くの川などで他人と会話する機会はあります。

普段の生活の中では出会う事のない人と出会い、友達に発展することもあります。いつもの生活のコミュニティではないので、中々人には話せない悩みも相談できるかもしれません。

人によっては誰とも話さない、自分だけの時間がキャンプの魅力に感じる人ももちろんいると思いますが、同じようにキャンプを楽しんでいる仲間同士で新しいコミュニティを作ることも、キャンプの魅力の一つです。

非日常の中で同じ趣味の人と出会う事はそれだけで特別ですし、すぐに意気投合することでしょう。

実際にキャンプ場で出会った方同士で、結婚まで発展したという話も聞きます。キャンプを始めた事で、それこそ人生が変わる可能性も秘めていそうですね!

 

料理スキルが上がる

キャンプの大きな魅力の一つとして、大自然の中で作る料理があります。

手の込んだオシャレな料理から、大雑把で感覚的に作った男飯まで、雑誌やネット上に数多くのレシピが載ってます。

慣れていない最初の内はカップラーメンなど簡易的なものから始め、料理の技術が上がれば炭火での焼肉や鍋、ゆくゆくは手の込んだパエリアやカレーなど作れるようになります。

キャンプ場で上達した料理のスキルは、もちろん普段の生活にも生かす事ができます。女性にモテる事はもちろん、自炊で美味しい料理を作れるようにもなります。

趣味を通じて普段の生活スキルも上がる事はとても魅力的ですよね。

 

最初に揃えておきたいキャンプ道具一式

キャンプを始めるに当たり、必要最低限持っておきたい道具をご紹介します。

最近では必要な時だけレンタルできるサービスや、キャンプ道具専門の通販サイトなども誕生しているので、併せて紹介します。

必要なキャンプ道具一式

必要なキャンプ道具一式

  • テント
  • 寝袋(季節に合わせて)
  • マット(もしくはコット)
  • ランタン
  • 焚き火台・着火剤
  • ハンマー

 

テント

テントは一番最初に購入を検討するキャンプ用品の一つではないでしょうか。

最初から購入しても問題ないですが、「1回で使わなくなりそう・・・」と不安な方はテントのレンタルサービスを利用されてはいかがでしょうか。

キャンプ用品を指定の場所で受け取り、受け取り場所から返却できる『hinataレンタル』というサービスがあります。

キャンプ用品レンタルサービス『hinataレンタル』

『hinataレンタル』利用の流れをご紹介します。

step
1
用品を選択

レンタルしたい用品をネットで選択して申し込みをします。

step
2
受け取る

自宅やキャンプ場など、指定場所に配送してくれます。

時間指定もできるので、とっても便利♪あとはキャンプを楽しむだけ!

step
3
返却

受け取り場所から返却できるのでとっても楽です。


とは言えテントの種類は豊富です。

あなたの希望に合わせて、レンタルできるテントもご紹介します!

 

迷った場合の王道!おススメレンタルテント

アメニティドームS

テントの高さが低く設計されているので、組み立て時の負担があまりありません。まさにソロキャンプにうってつけのテントです。

大人3人でも広々使えるのに加え、本体高さが低いことにより、風の抵抗に強く耐久性に優れたテントです!

アメニティドームSをレンタルする

 

なるべく予算を抑えたい場合のおススメレンタルテント

ツーリングドームST

ポールポケット式のドームテントです。

コンパクトながら横幅が210cmと、男性でもゆったりと過ごせる設計なので、ソロキャンプにぴったりです!

ツーリングドームSTをレンタルする

 

女性にもおすすめ!軽くて直感的に立てられるレンタルテント

ムーンライトテント2

ムーンライトテント2は、設営がとても簡単で湿度にも強いことで有名なモンベルのテントです。

その名の通り『月明りの中でも簡単に設営ができる』をコンセプトにした設計となっており、ポールを組み立ててインナーテントをフレームに吊り下げるだけで設営が完了します。

最近のテントはポールやロープに識別用の色がついていたりすることで組み立てやすくなっているとはいえ、初めて自分で組み立てると思った以上に時間がかかります。

「設営に時間がかかりそう」「テントを組みてる自身が無い・・」という方はぜひ選んでみて下さい!

ムーンライト2をレンタルする

 

寝袋

寝袋に関しては、人が使ったものだと潔癖症の方だと特にレンタルすることに抵抗がある方もいるのではないでしょうか?

ですので、寝袋は最初から購入することをおススメします。寝袋はキャンプ以外にも災害などの緊急時にも役に立つので、あって損はしないでしょう。

寝袋もピンキリですが、安いものは夏に利用する分には構いませんが、冬のキャンプには寒さをしのげないので適しません。

春と秋に利用するときは、普段使っているタオルケットや毛布で構いませんので、上に一枚かけるものがあると安心です。

高原にあるキャンプ場に泊まる場合は、夜はとても寒いので、気温を事前に調べていくように留意してください。

また寝袋にもよりますが、寝袋だけですと地面が固くて寝にくいこともあるので、下に敷く薄いマットが一枚あると快適です。

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ランタン

泊まり、あるいは夜遅くまでキャンプ場にいる場合は、レンタルでも構わないので必ず用意するようにしましょう。

イメージがつくと思いますが、夜のキャンプ場は街灯などはないので暗闇で全く周囲が見えません

テント内に1つ、テント外に1つと計2つのランタンがあると安心です。テントの周囲を照らす外用の明るさが必要なものは、最初はレンタルの方がいいかもしれません。

逆にテント内のものは、必ず火傷や火事の心配がないLEDランタンなどの電池式のものを用意しましょう。

おすすめLEDランタン

 

もし外用にランタンを購入する場合は、ホワイトガソリン式を1つ購入しておくことをおすすめします。

温かみのある光が周りを照らし雰囲気が良くなります。そして長持ちするので、何年も愛用できることが期待できます。

ガソリン式のランタンを購入する際、一緒に予備のマントルとメンテナンス用のオイル、ホワイトガソリンを給油するための漏斗を購入しておくと安心です。

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焚き火台

ほとんどのオートキャンプ場では地面に直火は禁止されており、その代わり焚き火台上であれば許可されていることがあります。

2,000~4,000円程度で売っているので、購入しておいていいと思います。

薪は事前に購入しておくか、キャンプ場で購入することもできます。松ぼっくりが意外に燃えるので、現地で松ぼっくりを調達して燃やすのもいいかもしれません。

 

あとはブルーシートなどあれば役立つ場面が多いと思いますが、基本的に上記のアイテムと必要な飲食料品があれば問題ありません

ブルーシートはテントを地面の石や泥など障害物から守るためにグランドシート変わりに使えたり、タープや地面に座るためのマット代わりにも使える万能アイテムなので、あって損しないと思います。

あったらベターなキャンプ道具

上記の必要なキャンプ道具で基本的にキャンプはできますが、形から入りたい方、自分のやりたいスタイルや好みに応じて下記の道具購入を検討しましょう。

道具を揃える段階はワクワクしますよね。ついつい色々なものを購入しちゃいます。

あったらベターなキャンプ道具

  • テーブル
  • イス
  • タープ
  • ライター
  • クーラーボックス

料理をする場合は以下の道具も揃えておきましょう。

調理時必要な道具

  • バーナー(もしくはコンロ)
  • ガス缶
  • クッカーセット
  • ナイフ・まな板
  • 飲料水
  • 塩コショウ
  • トング
  • 割りばし

以上のものがあればキャンプの際困ることは無いでしょう。

気になる金額感ですが、楽しみ方や拘りによって正直ピンキリです。

一番費用がかかるのはやはりテントですが、安いものだとAmazonで3~4,000円のものから、「ヒルバーグ」という高級ブランドだと10万円程度するものまであります。

安く済ませたい気持ちもあるかと思いますが、あまりにも安物だと1回で壊れてしまう可能性があるので、1万円程度のものが用意できれば安牌かと思います。

1万円程度のテントを購入する前提である程度の水準のものを用意するとなると、全体で3万円程度の費用を想定しておいた方がいいでしょう。

「もっと安く始めたい!」という方は1番費用の掛かるテントを安いものでそろえると、もう少し安い費用感でキャンプを始められると思います。

 

キャンプ場の選び方

キャンプをする上で、キャンプ場選びはとても重要です。

キャンプ場と一口に言っても、設備や発生する料金は千差万別です。

トイレがあるだけのワイルドなキャンプ場があれば、景観が微妙だったり、そこを利用する他の客のマナーが悪く、嫌な思いをして帰ることもあります。

最初のキャンプ場選びを失敗するとまたキャンプに行こうという気持ちは消失してしまうので、綿密な情報収集をおススメします。

キャンプサイトの種類

区画サイト

テントを張るようなキャンプ場には大きく分けて、『区画サイト』『フリーサイト』があります。

区画サイトは平均10㎡の決められたスペースに車を停めて、テントやタープを設営する場所があることを指します。

段差もしくは低めの植物や木で隣との境界線が設定されていて、車もその区画内に駐車できるようになっています。そのため、荷物の積み下ろしが楽に行えます。

区画サイトの中でも、自分でテントを組み立てる『テント持ち込みサイト』か、予めテントが設置されている『常設テントサイト』の2種類があります。

また区画サイトの中には家電が使える電源サイトもあり、スマホのバッテリーが気になる人は電源サイトを選ぶか予備バッテリーを準備しましょう。

 

フリーサイト

フリーサイトは逆に、区画サイトのような区切りがありません。開放的なキャンプスペースにテントを設営することができますが、時期や場所によっては混雑する可能性があるので事前の情報収集が必要となります。

オートキャンプ場の値段は区画サイトで場所にもよりますが、だいたい1,000~10,000円くらいで利用することができます。フリーサイトは区画サイトと比較すると安く利用できます。

 

コテージ

家具・家電などの設備が揃っている宿泊施設のことを指します。

部屋がいくつかあり、複数人で泊まるのに適しています。大人数や家族で行く場合は利用するのもいいですね!

 

バンガロー

一部屋のみの小さな小屋タイプの宿泊施設です。

広さは6畳ほどで、照明や電源のみの設備の場合が多いですが、たまにエアコンやテレビがついているケースもあります。

コテージと比較すると料金はお手頃ですが、寝る際は寝袋が必要になりますので、テント代わりとして使うイメージになるかと思います。

 

スケジューリング

キャンプに行く際は、行く時期や曜日、1日のスケジュールなどしっかり予定を決めることをおススメします。

なぜなら行く時期や曜日によって必要な道具が変わったり、思わぬアクシデントに遭遇する可能性が高くなり、キャンプを楽しめなくなってしまうからです。

キャンプに最適な季節

キャンプは一年中楽しむことができるアクティビティです。季節によって表情を変える自然の美しさや、その季節ごとの遊び方、楽しみ方ができるのがキャンプの魅力の一つです。

さて、キャンプに最適な季節はいつなのでしょうか。

日本のキャンプのハイシーズンは夏です。7月中旬からピークが始まり、8月のお盆後くらいにピークが終わります。この時期のキャンプ場が一年で一番賑わい、ほとんどのキャンプ場はこの時期にオープンしています。子供の夏休み期間であり、寒さ対策などの装備が不要な点でキャンプしやすいのです。

しかしながら、お盆などのハイシーズンやゴールデンウィークはキャンプ場を利用する人が最も多い時期です。ゆったりと自然を楽しみに来たのに、都会にいるのとさして変わらないなんてことも。。都会の喧騒を忘れ、自然の中でゆったりとした時間に身を置きたいのであれば、ハイシーズンを外すことをおすすめします。

また、休みの都合を考慮から外せば、5月から梅雨までの初夏と、9月から10月中旬までの秋頃が、日中は暑すぎず、夜は寒すぎず、気候的にはキャンプのしやすい季節です。

春のキャンプ 気候的には動きやすく、トレッキングや山菜取りなどのイベントや、山々の新緑を楽しむことができます。しかし朝晩の冷え込みに対する準備は忘れずに。
夏のキャンプ 防寒に対する装備が少なくて済むという利便性が大きい季節です。ただやはり虫が多く、暑くて寝苦しい。またキャンプ場が混んでいるというデメリットもあります。
秋のキャンプ 夏の暑さが和らぎ、秋の味覚を楽しめる季節です。キャンプ場は11月初旬までオープンしているところが多いので、紅葉狩りもかねてのキャンプも楽しそうです。
冬のキャンプ この時期は閉鎖しているキャンプ場が多いので、冬のテントキャンプには自分での完全な準備が必要です。夏と違い、寝袋やダウンなどの防寒グッズもかさばります。しかしながら冬には他の季節にはない済んだ空気と独特の雰囲気を味わう事が出来ます。

 

土日はなるべく避けて平日に

基本的に土日でのキャンプは避けたいものです。当たり前ですが、土日はとにかく人が多い。ハイシーズンともなると、周りは家族連れや若者集団で溢れかえっており、「自然の中でリフレッシュ」とは程遠いものとなってしまいます。

特にキャンプ場のポータルサイトで上位に出てくるような場所や、都会からのアクセスが良く誰でも気軽に行けるような場所、設備が抜群のキャンプ場は避けましょう。アスレチックや遊具の有り無しも一つの基準になるかと思います。

 

やれない事が前提、少しずつやれることを増やしていこう

キャンプ歴が長い人でも、誰にでも『最初のキャンプ』はありました。

初めてのキャンプは分からない事だらけで、事前準備はしっかりできていたもののキャンプ場についてから予期せぬハプニングが起こったりするものです。

私も最初のキャンプでは、食材をふんだんに用意していったものの、火をおこす道具を忘れて結局飲み物だけ飲んで帰ってくるというなんともほろ苦いものでした。笑

初めから全部完璧にやろうとはせず、「今回はコーヒーを作って楽しもう」とか何か楽しみになる目標を作って少しずつやれることを増やしていきましょう。

ちなみにコーヒーの魅力はこちらの記事を参照してみてください。

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極端に言うと、最初は例えばコテージやバンガローなどを利用するのもいいかもしれません。

テントの設営は慣れていないと結構時間を要するので、教えてくれる人が傍にいればいいのですが、ソロキャンプの場合は聞ける相手がいません。

ネットで調べれば出てくることもありますが、キャンプ場によっては圏外になることもあるので猶更不安になるでしょう。

コテージやバンガローなどを利用することで、テントの設営や撤去の手間を省き、キャンプ本来の楽しみに時間を割けるように計画するのも一つの楽しみ方です。

 

そうして慣れてきたら、薪割りから火起こし、釣りなど自然を楽しむイベントも徐々に増やしていってください。

キャンプの楽しみ方は本当に無限です。とっても奥が深いキャンプ、おすすめです。

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