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【青色×心理状態】青色を選択する時の心の状態は?心理効果や心理状態から解説

皆さんの好きな色は何ですか?

私は青色、特にネイビー系の色が好きで、部屋もネイビーで統一しています。

 

青から連想されるものは

海・空・水・川・雨・地球・宇宙・魚・信号・ジーンズ・富士山などがあるかと思います。

青の抽象的イメージには

平和・冷静・信頼・内向性・神聖・自由・コミュニケーション・爽やか・想像力・理知的・理性・権威・忠実・孤独・悲しみ・憂鬱などが挙げられます。

 

青色は、広い海や広い空など自然界において私たちの心を魅了し続けてくれる色です。

ランクジラ
海大好き~

今回はそんな「青色」の歴史や心理状態について深くお伝えできればと思います。

 

青ってどんな色?

青色は、赤色、青色、黄色の三つからなる『プライマリーカラー』のうちの一つです。

プライマリーとは、「最初の」「主要な」「最も重要な」という意味があります。

基本となる、最初のとても大切な色です。

その中でも、プライマリーのプライマリー、プライマー中のプライマリーが青色です。色はここから全て始まります。

天地創造で光と闇の後、最初にできた天の色、青空の色、つまり最初の色です。

そのため、そこから創り出していく、育む・創造性を表す色なのです。

多くの画家たちが表現してきた色であり、人生をクリエイトしていくために必要な色です。

 

冷たそうなイメージから「寒色系」というカテゴリに入り、視覚的に寒いイメージを与える色です。

一方赤やオレンジ系の色を「暖色系」といい、視覚的に温かみを感じる色です。

 

また寒色は後退色、暖色は進出色といって、同じ距離に置かれた状態で見た時、後退色は下がる、進出色は前で出ていくという性質を持っています。

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【青色】を選択した時の心理状態

『青』と『人』の歴史

色が与える心理状態や心理効果を考えていく場合、私たちを生かしている「自然」というものが、人間の「意識」「無意識」を発達させ、骨格を形成してきた歴史があることを再発見します。

例えば今回のテーマである『青色』については、ローマの時代に野蛮な民族が肌に塗っている色が青色だったこともあるほど、青色は『恐ろしいもの』『邪悪なもの』『悪』という負のイメージを想起させるものでした。

当時の青色のイメージは、未開人たちの意識が未だ自然と同一化した状態であるため、自我意識としての光が弱かったことから、『青なるもの』の影響を恐れ怖がっていたためにそのようなイメージになったと考えられています。

青のルーツは『闇』であり、『水』であり、光を覆い消し去るチカラのあるものだからです。

ちなみにすこし話は逸れますが、青色は古来、自然界から作り出すのが最も難しい色の一つとされており、美術の長い歴史の中で、画家にとっては憧れの色であり、最も思い入れの強い色であったと言われています。

『青』とウルトラマリンブルーとマリア信仰

12世紀ころから聖母マリア信仰が始まるにつれて、青いマントや服などに使われているラピスラズリという鉱物から作るウルトラマリンブルーが人気の色になっていきます。

そのほとんどが現在のアフガニスタン北東部でしか採掘できないため、非常に高価なものでした。

そんな貴重な鉱石が、地中海を経て海路で運ばれて来たため、西洋ではウルトラマリン(海の彼方から来た青)と呼ばれていました。

このような青色は美しく高価で、発色には技術を要する色であったことも人気や崇拝の理由でもありますが、そのころの人々の心理状態が、青色の持つもう1つの顔である母性的で包み込む側面を求めていたこと、癒されていたことが考えられます。

光に癒される時代と闇に癒される時代にはそれぞれ特徴がありますが、青に癒される時代は覆いつくされること、覆い包まれること、全部が溶け合って一つになることに癒しを感じる背景があります。

ランクジラ
青色には「自然」から「闇」の側面を宿しているんだね

 

「闇」と言っても悪い役割ばかりではなく、良い側面と悪い側面があるの
ピンクジラ

どのような生命にもこの世界を営む何らかの役割があるように、どのような色にも良い側面と悪い側面があり、例外なく青色にもそれがあります。

 

【青色】の心理状態

青色を選ぶ人間の心理は、選んだ人が意識的な状態を求めているのか、無意識的な状態を求めているのかという二択で考えた時、『無意識的な』状態を求めていると言えます。

具体的には、人間の青色に纏わる色彩体験は、それを限りなく純化すれば、闇の体験に行き着くからです。

闇は人間の「無意識」に対応し、根深く心の底流にあるものです。

では、無意識的なものを求めている心理状態というのはどういう状態なのしょうか。

青色を選ぶ人の特徴

まず青色を選択する人の特徴を列挙しました。

青色を選択する人の特徴

  • 仕事を任せられるポジションにいる
  • 「自分」がない
  • 直感的なところがある
  • 仕方ないと諦める
  • 客観的態度である
  • 自己犠牲的
  • 時折止められないほど感情的になる
  • 混沌としている
  • 秩序立てて考える事が苦手
  • 冷静で客観的

青色の特性である「無意識」を良く働かせている人はどちらかというと想像的な人で、無我意識の縛りが強い状態ではありません

日頃は割とボーっとしていたり、何も考えていなそうだったりして、まとまりがなく水のように流れていくところがあります。

私も普段そんな感じです。

それでいて自己主張や自分の意見を発現するというものがあまりなく、そのための虚しさや孤独を抱えていて、自分は一体何者なのか、と問いかける傾向にある人が多いようです。

エネルギッシュで外交型というよりは、冷静な内向型という捉え方ができます。

『内向型』と聞くと、内気で消極的と言った意味もありますが、内向きにエネルギーが向いているということは、どこまでも自分に問うことができる、考える力に長けているという捉え方ができます。

そのため、自分でしっかり考えて答えを導き出せる頼りになる一面があります。

もちろんあまりにも考えすぎて良からぬ妄想をしてしまったり、安心にしがみついて冒険できない、危ない橋を渡れない、用心深すぎて疑い深いところがあるという点も、青を選択する人のテーマの一つとも言えそうです。

そういう時は、『信じる』ということがポイントとなってきます。

青には、『信頼』という意味もあります。

自分を信じること、他人を信じること、凝り固まった考え癖を手放して、誠実に自分と向き合い、自分との対話の中で新しい思考を育み、そうやって人とコミュニケーションをとっていくことが、青の持つ理性や自制心の発揮のしどころでもあります。

ネガティブな性格傾向としては、「ねばらならない」といった気持ちが強い傾向にあります。

基本的に真面目で、自分に厳しくしてしまいがちです。

 

このように青を選ぶ人の心理状態は、「大らかなもの」「静かな物」「無意識的なもの」に居心地の良さを感じている状態と言えます。

 

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『青色』の心理効果について

青色の服や青色の壁紙を選択する事で得られる心理効果は、『母性』がポイントとなります。

青色は自然界でも紫色に発展していくように、多様な表情を持つ色彩の1つです。

ルーツに闇を持つ事もあり、世界のあらゆるものを生み出すことのできる源泉のようなエネルギーを有している色です。

 

青色には『母性』が宿っています。

「母なる海」と言うように、【闇-水-子宮-宇宙】はシンボルとして結びつきが強いです。

生命はどんな生命も母親から生まれるように、生む力を持つものが宇宙(世界子宮)の青であり、母なる子宮であり、そのシンボルは青色になります。

青という色には母性の2つの側面が示されます。

1つ目は慈しみ育み育ててくれれる良い母親の側面です。

2つ目は、かわいいあまりに縛り付けてしまう悪い母の側面です。

 

また日常での場面における心理状態についても言及すると、普段は特別青が好きという訳ではなくとも、ふと青が気になるという時は『自分と静かに向き合いたい』という心理状態だとも言われています。

青がふと気になった時には、メモとペンを持って自己分析をしてみるといいかもしれません。

また、精神的につかれている時にも青が気になる時があります。

心がモヤモヤとしていて、水に流したいと言った気持ちです。

何かから解放されたいという気持ちの時にも青が気になることがあります。
広い海や空に心が憧れているような状態です。

ポジティブなのか、ネガティブなのかで異なるメッセージが含まれているので、ぜひ自分自身と向き合ってみて下さい。

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デートなど恋愛の場面で青色を着る場合の効果

女性の場合

大らかな成熟した大人の女性の雰囲気を身に纏うことができます。

また非日常的な雰囲気も演出できるため、男性は追いかけても追いかけても手に入れられないような気持ちに駆られるかもしれません。

記念日に上品なレストランで食事する機会などに着るとより雰囲気を演出できるでしょう。

 

男性の場合

冷静で全体性を持った大人の男性の雰囲気を味方にすることができます。

女性と統合された大らかなバランスの良さを与えることができる反面、母性本能が強い女性が相手の場合は、男性が青を着ていると少し距離感を与える場合もあります。

相手との距離感を意識して着るタイミングを図りましょう。

商談などで青色の服を着る場合の効果

女性の場合

シャツなどでビシッと青色を着ていくことで、あなたの印象がガラリと変わることがあります。

青は奥行きのある魅惑的な性質を持っているので、落ち着いて冷静な判断をしたい時などは青色のシャツをおすすめします。

 

男性の場合

男性はネクタイなどで青色をもってくると、判断力のある頼りになる印象が増し、色が味方になってくれます。

ガツガツした印象がない色なので、冷静に話し合う姿勢や周りの意見を取り入れる余裕などにも結び付きます。

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まとめ

これまで触れてきたように、青の質を強く持つ人は穏やかな傾向があり、争いを嫌い、安心・安全・安定を好む傾向があります。

青を好む人はそう言った安心感に人一倍包まれていたいのかもしれません。

人は、ブループリントという人生の設計図を持って生まれてくるという考え方があります。

自分で決めた自分の設計図。

そう、人生は自分で決めてきたということ。

だからもし今人生で迷いが生じていても大丈夫です。自分で決めちゃってOKということです。

人生の設計図は自分だけのもの。誰一人同じではないのです。

だから、自分の人生における目的、人生におけるミッション。

顔も顔も声もすでに違う誰かと比べて見たところで、自分の真のあり方は見えてこないということ、人と比べても意味がないということです。

もしも自分を見失いそうになった時、自分だけの人生の設計図があるということを、思い出してみてはいかがでしょうか?

  • B!