今や日本の代表的な文化として海外でも人気のある「日本酒」。
日本酒を嗜んでたり、詳しい人はちょっと大人に大人に見えませんか?
日本酒に詳しくなりたいと思っても、その種類の多さから敷居が高かったり、日本酒自体が飲みにくそうといった先入観から、日本酒を深く知ろうと思う人は少ないような気がします。
今回はそんな日本酒をもっと楽しく飲めるように、日本酒の基本的な種類や飲み方、ちょっとしたアレンジ方法やおすすめのサブスクサービスをご紹介します。
これまで日本酒を楽しんだことがない方やあまり知らない方はもちろん、日本酒のことは知っていても「サブスクは利用したことがない」という方にもぜひ参考にしてみてください。
Contents
日本酒を楽しむメリット
国内旅行が楽しくなる
日本の各地域の蔵元が、その土地の材料で造り、主にその土地で消費されてきたお酒のことを『地酒』と呼びます。
その地域地域の気候や文化は、お酒の製造方法や味に大きく影響を与えます。
よって、旅行先で飲む日本酒はその旅行先によって大きな違いを生み、私たちを楽しませてくれます。
例えば北海道だと豊かな大地と水、寒冷な気候は酒造りに適しています。
新鮮な海の幸と相性が良い「淡麗辛口」などが特徴的で、代表的な銘柄は「國稀(くにまれ)」「北斗随想(ほくとずいそう)」「男山(おとこやま)」「国士無双(こくしむそう)」などが挙げられます。
もちろん北海道以外の地域でもその地域の特性を生かした美味しいお酒があるので、旅行する際はぜひ着目してみてください。
健康的で美容効果が高い
日本酒は600種類以上の栄養素が含まれていると言われています。
日本酒を飲むことで得られる効果は以下のようなものが挙げられます。
保湿・エイジングケア
日本酒はお米を発酵させるため、麹菌を加えています。
この工程からアミノ酸が作られて、このアミノ酸が保湿効果をもたらすので、乾燥肌の方には特におすすめです。
またアミノ酸が豊富に含まれている日本酒には細胞を活性化させ、老化を防止する効果のあるフェルラ酸という成分も含まれています。
このフェルラ酸はシワやたるみに効果が高く、エイジングケアにとても効果があると言われています。
シミの予防や改善
麹菌が発酵することによって生まれる「コウジ酸」の中には、「チロシナーゼ」という成分が多く含まれており、酵素活性を抑制してくれる効果があると言われています。
酵素活性は、シミやくすみの原因となるメラニンの生成を促進させてしまいます。
それを抑制するチロシナーゼは、シミやくすみの予防や改善に効果的です。
冷え性の改善
日本酒にはアデノシンという血管を拡張させてくれる働きのある成分が含まれてます。
そのアデノシンの効果により、飲むことによって体温が上昇し、それを保つ効果があります。
また血管を拡張させ血流が良くなるので、肩こりも改善すると言われています。
友達が増える
日本酒を飲みだすと、SNSや居酒屋での情報収集・交換から日本酒好きの輪が広がっていきます。
例えばジモティーでは、地域ごとに老若男女問わず日本酒好きなコミュニティ募集をしているので、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
日本の文化を知ることができる
古くは縄文時代、青森県の三内丸山遺跡などから、日本でお酒が飲まれていたのではないかと推測される最も古い痕跡が見つかっています。
その後何年もの歳月をかけて、日本酒はその地域その地域の神事や行事に多く用いられるようになりました。
寺院や神社での酒造りが神事として行われていたのですが、1875年以降お酒が課税対象となり、さらに酒造免許の取得が義務付けられたことから、自由にお酒を造ることができなくなり、それによって現在では全国で清酒の酒造免許を持っている神社は4社となっています。
そういった歴史的背景を知ることができるのも、日本酒のメリットとも言えます。
日本酒のサブスク
新たな日本酒に出会いたい方向けのサブスクサービス
「サブスク」というものをご存じでしょうか?
サブスクとは「サブスクリプション」の略で、月額料金を支払って定額制で契約するサービス形態のことを指します。
日本酒にもそのサブスクサービスが存在しており、毎月定額料金を支払う事で、定期的に全国各地の日本酒を届けてくれます。
実は、私たちが普段目にしている日本酒は全国にある15,000種類のうちわずか1%にも満たないのです。
日本酒のサブスクでは、そんな日本各地、遠くの現地まで行かなければ飲めないような種類の銘柄まで届けてくれる嬉しいサービスとなっています。
日本酒のサブスクは、プロが厳選して全国各地の様々な銘柄を届けてくれるので、新たな日本酒と出会う事ができるのが魅力の一つです。
自身で探す楽しみもありますが、数ある銘柄からベストなものを探すのは労力がかかり、かつおいしいものを選択できない可能性があります。
日本酒のサブスクはプロが厳選してくれるので、そんなストレスからも解放されます。
今までしらなかった日本酒との新しい出会いは格別ですし、周りでは自分しか知らないとなると少し優越感にも浸れ、それだけで日本酒通になった気分にもなれます。
ただ、日本酒のサブスクはプロが日本全国各地の様々な銘柄から厳選してを届けてくれるので、普通に購入するよりも割高になっています。
日本酒を安く飲みたいという考えの方には向いていませんのでご注意ください。
日本酒サブスクおすすめ3選
日本酒のサブスクにはサービスがいくつかあります。
その中から厳選したサービスを3つご紹介します。
saketaku
saketakuは全国の日本酒銘柄の中からプロが厳選したものをお届けしてくれるサービスです。
ソムリエ資格を持つ日本酒のプロが全国を渡り、希少性の高い日本酒をピックアップしてくれ、さらにただ珍しい日本酒だけではなく、「ソムリエ監修の日本酒の鑑定書」や「日本酒に合う本格一品おつまみ」など日本酒グッズも盛沢山で届けてくれます。
プラン | 月々プラン | 年間プラン |
お届け頻度 | 毎月or2か月に1回 | 毎月or2か月に1回 |
お届け本数 | 1~2本(720ml) | 1~2本(720ml) |
月額 | 6,578円(1本)|7,678円(2本) | 6,578円(1本)|7,678円(2本) |
最低利用期間 | 無し | 無し |
嬉しい日本酒グッズも
先ほどご紹介したように、豊富な日本酒グッズも一緒にお届けしてくれます。
同梱される日本酒グッズ
- お酒がもっと美味しくなる|ぐい呑みグラス
- 作りての情熱が伝わる非売品の日本酒情報誌|Magazine D
- プロ監修「日本酒の鑑定書」
- 日本酒に合う本格一品おつまみ
- テイスティングリスト
saketakuから届くおつまみがとてもクオリティ高いです。お酒はもちろんですが、おつまみも一切の妥協がありません。
他にもお届け回数に応じて、お猪口や赤字覚悟の日本酒を届けてくれたりと嬉しい様々な特典がいっぱいです。
7日間のトライアルで全額返金保証付き
saketakuでは条件付きで全額返金保証があります。
「一人1回」「商品を7割以上残した状態で全て返送」など条件で返金保証なので安心して始められます。
・一人一回
・月々プラン1回目のみ
・商品到着から1週間以内にお客様サポートまで連絡
・商品を7割以上残した状態で全て返送
saketakuはココがポイント
・全国各地の希少な日本酒をプロが厳選
・全額返金保証付き
・解約やスキップいつでもOK
・日本酒グッズ一緒にお届け
日本酒にしよう
『日本酒にしよう』は、しぼりたての完全オリジナル日本酒を届けてくれるサービスです。
プラン | 1本コース | 2本コース |
お届け頻度 | 毎月 | 毎月 |
月額 | 4,015円(税込) | 6,655円(税込) |
日本酒にしよう限定小冊子もお届け
酒蔵の紹介や日本酒に合うレシピが掲載された小冊子も届きます。
酒蔵は毎月変わるので、毎月全国の様々な酒蔵情報を楽しめます。
オリジナルでフレッシュな日本酒が楽しめる
『日本酒にしよう』では、一般流通してないオリジナルの日本酒を楽しめます。
さらに通常は一切火入れも加水もしていない日本酒は冬季しか味わえないのですが、『日本酒にしよう』では「四季醸造」という酒蔵との共同開発で年中しぼりたての日本酒をお届けします。
KURAND CLUB
KURANDは「酒ガチャ」で有名なお酒の通販サイトですが、日本酒のサブスクサービスも行っています。
お届け本数 | 1本 |
お届け頻度 | 毎月 |
月額 | 3,278円(税込) |
最低利用期間 | 無 |
事前に届く商品をチェックできる
KURAND CLUBの公式サイトで、次月届く商品をチェックできます。
事前に商品を知りたい人には嬉しいサービスとなっています。
不要な時にはスキップもでき、解約も負担なくできるので気軽にお試しができます。
全額返金キャンペーンあり
KURAND CLUBは申込初月に限り全額返金制度があります。
・申し込み初月のみ
・商品到着から7日以内
・一人1回のみ
希少なおつまみ、日本酒情報雑誌もお届け
日本酒の他に、その土地の希少なおつまみや日本酒の魅力がたっぷり詰まった情報誌も付属されています。
さらに初回限定で日本酒保存用の小瓶も届きます。
日本酒の楽しみ方
日本酒の豊かな味わいを楽しむには、基本の飲み方から押さえておくと良いでしょう。
温度や酒器の違いから、様々な飲み方を楽しむ事ができます。
温度を変えて楽しむ
日本酒の一つの楽しみ方に、『幅広い温度』で美味しく飲める点が挙げられます。
温度によって味わいが変わるので、自分好みの温度を見つける楽しみ方もあります。
温度 | 呼称 |
5℃ | 雪冷え |
10℃ | 花冷え |
15℃ | 涼冷え |
30℃ | 日向燗 |
35℃ | 人肌燗 |
40℃ | ぬる燗 |
45℃ | 上燗 |
50℃ | 熱燗 |
55~60℃ | 飛び切り燗 |
冷酒
日本酒は冷やすと味わいがシャープに引き締まります。
本醸造酒や吟醸酒、大吟醸酒などは冷酒で飲むのがおすすめです。
上図にあるように冷酒は温度によってさらに細かく分類されます。
個人的にはキンキンに冷やした「雪冷え」の飲み方が好きです。
冷や(常温)
日本酒の「冷や」はイコール常温のことを指します。20~25℃程度の温度で、口に含んだ際、やや冷たく感じる程度で冷酒と熱燗の中間的な味わいを感じられます。
ぬる燗
日本酒を温めると、日本酒の豊かな香りが際立ちます。
温めて飲む日本酒のことを燗酒と言いますが、その中でも40℃以下の温度のものを「ぬる燗」と呼びます。
ぬる燗は「日向燗」「人肌燗」「ぬる燗」の3つに分類されます。
熱燗
さらに温度を高くすると、より一層お米のうま味と甘味が広がります。個性のある風味を存分に味わいたい時には熱燗がおすすめです。
熱燗は「上燗」「熱燗」「飛び切り燗」と3つに細かく分類され、「飛び切り燗」は器が熱くてもてないほどの温度となっています。
温度以外の楽しみ方
日本酒は温度の変化以外にも様々な楽しみ方があります。
ソーダで割る
日本酒をソーダで割る事で、さっぱりとした味わいになります。
「日本酒にソーダなんて・・・」と思うかもしれませんが、これが意外に合うんです。
アルコールの風味も和らぎますので、初めて日本酒を飲む方でも楽しめる飲み方となっています。
日本酒6:ソーダ4を目安に、日本酒の割合を多めにするのがおすすめです。
バニラアイスにかける
バニラアイスにソースのようにかけてアフォガードのようにすると意外と美味しくいただけます。
アイスの甘みが良い感じにすっきりして、大人のデザート感覚で楽しめます。
日本酒のお湯割り
お湯割りは、立ち上る日本酒のふくよかな香りを楽しめる飲み方です。
水割り同様にアルコールが薄まるため、お酒が弱い方でも飲みやすくなります。寒い冬には体がとても温まるのでおすすめです。
レモンやライムをしぼる
お酒には酸味が欲しいという方におすすめ。
柑橘類を絞るだけでまた一味違った味わいで楽しめます。
日本酒が苦手な方も、レモンやライムをしぼるだけで飲めるようになる方も一定います。
酒器で楽しむ
お酒を飲む際、器にあまりこだわりがない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
酒器の形状や素材によって、味わいは格段に変わります。
ガラス・陶器・磁器など材質によって元々の酒器の温度や日本酒の温度変化の仕方に違いが表れます。また形状によって日本酒が空気に触れる面積が変わります。
例えば、口の小さなお猪口であれば容量が少ないために温度変化がしづらい状態の日本酒を楽しめます。
また厚めの陶器であれば燗酒も温度を保ったまま長時間味わうことができます。
大きい形状のぐい呑みなら香りが広がりやすく飲む前から日本酒を楽しめます。
錫(すず)の酒器でのむ
錫は抗菌性・耐久性・熱伝導性に優れており、錆や腐食に強く非常に万能です。
錫のぐい呑みやお猪口で飲むと、甘くまろやかな味わいになります。
迷ったらとりあえず錫の酒器を選択しておけば問題ないでしょう。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
お酒の種類や温度の変化などによる飲み方のバリエーションが豊富な日本酒は、自分に合った飲み方や好きな飲み方を探すという他のお酒とはまた違った楽しみ方ができます。
飲み始めの方は吟醸酒などフルーティで飲みやすい種類のものを選んだり、ライムやレモン、バニラアイスと一緒に楽しむなどの工夫を凝らすことで、より一層手軽に親しみやすくなるでしょう。
ぜひ日本酒のサブスクを利用して、『本当の日本酒の楽しみ方』を覚えてください!